オフショア開発の課題
1.コミュニケーションの問題
日本人の間でも用語の解釈が異なったり、仕様書の理解で問題が発生する。母国語が違うエンジニア間での作業になるので、問題が多発する事が多い。
2.文化・商習慣の違い
時間管理や業務に対する姿勢や品質向上への取り組み方が大きく異なる。また、商慣習も違うため、正確に仕様を理解されないケースも発生する。通常、オフショア先のエンジニアの判断で仕様を解釈し、後になってから問題が発覚する。
3.生産性の向上が難しい
生産性向上策として、ソースコードを部品化し、次回以降の開発でその部品を使い、生産性を大幅に高める取組みがあるが、オフショア開発の受託会社は、その意識がない事が多い。
また、発注者から指定されたコーディング規約のそわないケースも散見される。
4.セキュリティ上の問題
文化・商習慣の違いとも関連するが、特に中国は著作権の意識が欠落している場合が多い。このことから
開発したソースコードや設計書類が外部に流出することもある。
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